5.1.4 初期値付メモリ

Quartasのメニュー File->Newで、下記ダイアログを開きます。


メモリのワード数とビット幅を指定します。




初期化データを指定します。ここでは、インクリメンタルパターンとしています。


MIFファイルをHEXファイルとしてSaveします。(HEXファイルはaltera_mf.vのなかでVerilog形式にしてくれるのでここで、HEXファイルに変換します。)

メモリのワード数と、ビット幅はWizardのなかで、一致させてください。



初期値を作成したHEXファイルに指定すればOKです。


RTLシミュレーション波形(altera\sram_initialize_HEX)



ポストレイアウトシミュレーション波形(altera\sram_initialize_HEX\simulation\custom)





<MIFファイルの場合>
プロジェクト設定で、下のようにDefine設定NO_PLIを追加します。これは、altera_mf.v中の処理をHEXからMIFに変更する指示です。
参考プロジェクトは、altera\sram_initialize_MIFフォルダにあります。



TIPS:
MIFファイルは、$readmemhで読んでいます。これは、3.38FからのVeritak拡張仕様です。(MIFは、Verilog HDLの規格にある形式とは別物です。)





5.1.5 MegaWizardで生成したIPのシミュレーション

MegaWizard で生成したゲートレベルでの機能シミュレーションを行うことができます。ゲートレベルモジュールの拡張子は、voです。
(Megawizard で、□Generate Simulation Modeにチェックを入れると生成されます。簡単なテストベンチも同時に生成してくれます。)

以下は、StratixVを使用したDDR3のプロジェクト設定例です。




TIPS: