2.4.21 波形Saveするインスタンスの選択(Pro-Version Only)

Veritakは、Defaultで全波形Saveしています。プロジェクトが大きく、不必要なSaveを削ってシミュレーション速度を上げたいときに有用なオプションです。

プロジェクト設定 Select Save Waveform をチェックして、プロジェクトをロードします。
ScopeTreeViewでチェックが付いているとSave、付いていないとSaveしないという意味で、この設定は、次回コンパイル時に作用します。
全チェックボックスにチェックが付いている場合には、下のように一旦、全チェックボックスをクリアしてそれからSaveしたいインスタンスを選択するとよいでしょう。




Reloadすると次にようになります。ここで"local"ブロックでの信号は、なくなることに注意してください。



TIPS:
Scope Tree View が消えるときに、 "project_name_waveform_select.txt" というファイル名で、Saveするインスタンス名を記録しています。


コンパイラは、次回コンパイル時に、このファイルを読み取り、Saveするインスタンスを決定します。マニュアルでも設定できますが、上書きされないよう、Waveformが出ていないときに設定してください。
Save/Resore中でも使用可能ですが、Saveするインスタンスは、コンパイル時に決定していることに留意してください。
このオプションは、トレースモードでは使用できません。