4 ゲートレベルシミュレーション(Version 1.10A以降)
ここでは、Altera Quartusによる論理合成及びポストレイアウト遅延シミュレーションの仕方を説明します。
RTLシミュレーションでは、回路の遅延素子は、入っていません。Verilogによるモデリングによる記述上でのシミュレーションでした。遅延シミュレーションをするためには、
の作業が必要になります。この作業は、Alteraで言えばQuartusで行い、最終的には、論理合成したゲートレベル回路(*.vo)ファイルと遅延情報(*.so)ファイルを出力します。Veritakの入力は、
となり、レイアウト後の遅延ゲートシミュレーションが可能となります。RTLで記述した回路ファイルは不要です。それは、論理合成したゲートレベル回路とSDFファイルに置き換わったからです。
それでは、実際の例で見て行きましょう。