2.5.2 Notepad++

Notepad++は、高機能なオープンソース(GPLライセンス)エディタです。 多種のプログラミング言語に対応しているために使っている人も多いでしょう。Notepad++に、NppVeritakPlugin.dllをプラグインすると Veripadの機能の大半を使用することができます。 

 

動作確認しているVersionは以下の通りです。

Notepad++ Veritak NppVeritakPluginxxx.dll
1 -5.03 3.49A 102
2 5.1- 3.55B 103
3 5.3 3.55B 104




2.5.2.1 インストール

 このサイトからxxInstalller.exeをダウンロードし、インストールします。 

 TIPS:
Vistaの場合、インストールオプション Auto−Updaterは外しておいた方がよいでしょう。(起動の際いちいち認証を求められます)

2.5.2.2 日本語の設定
 日本語で文字化けしないように設定する必要があります。メニュー->設定->言語スタイル を押すと次の画面になります。Grobal overrideを選択して、Enable globval fontにチェックし、横書き日本語フォントを選択、保存して閉じるで設定されます。(下は、MSゴシックを選択した場合)




2.5.2.3 プラグインのインストール
 
Veritakとの通信用のプラグインNppVeritakPluginxxx.dllを Notepadをインストールしたフォルダ下にあるpluginsに入れます。(xxxは、VersionNoです。download セクションより、ダウンロードしてください。
(DLLを新しいものにする場合は、前のVersionのDLLを消去してください。そうしないとダイアログが二つでてしまいます。)


2.5.2.4 起動パスの設定
 
Veritakのメニュー->エディタ->エディタ環境設定でnotepad++のショートカットプロパティを貼り付けます。””は、必要です。
Enableにチェックを付けるとエディタとしてNotepad++を使うという意味になります。従来通りVeripadを使いたいときは、チェックを外します。


argumentsは、下記をコピペしてください。

-n$L "$F"

以上で起動のための準備が整いました。設定は、レジストリに記憶しており、次回以降は、設定の必要はありません。

2.5.2.5 起動
 
適当なVeritakプロジェクトをロードしてみてください。Veripadを起動するのと同様に ファイル名(行番号)::の行をクリックしnotepad++が次のように起動すれば、上記の設定成功です。(下の画面は、既に色カスタマイズした後のもので違っていてOKです。) もし、Npp-Veritak IFというダイアログが出現していないようであれば、
 Notepad++のメニュー: プラグインー>Veritak −>Dialog Display で現れます。
 

 TIPS:



2.5.2.6 ダイアログの移動

 ダイアログは、下のようにドッキングすることもできます。矢印付近をD&Dしてみてください。




ドッキングオブジェクトの行高さ変更については、下の矢印付近をD&Dしてみてください。




2.5.2.7 ステップ動作

ダイアログ上のStepボタンを押します。



2.5.2.8 ツールチップ
 
表示したい変数のマウスカーソルを置いて1sec以上静止させるとツールチップが出現します。


2.5.2.9 ブレークポイント

ブックマークを利用しています。行番号右横の余白部をクリックするとブレークポイントがトグルします。



Goボタンを押してブレークポイントに到着した様子です。


TIPS:
 
ブレークポイント設定は、VeritakSimエンジンが生きている間だけ可能です。
 設定できない箇所では、マークが置けません。


2.5.2.10 波形追加

変数を選択(この例でstop_state)して、Add Waveformボタンを押すとWaveformViewに追加されます。



2.5.11 Save&Compileショートカット
  Save&Compileボタンは、エディットしている全てのファイルをSaveした後、Veritakにコンパイルを指令します。コンパイル中は、Goボタン等がDisableされます。

2.5.12 その他
  プラグイン開発者用:NppVeritakPlugin.dllのプロジェクトソース(VC8++)ダウンロード