5.1.3 PLL

Megawizard
Megawizardを使います。


次の仕様としましょう。

RTL シミュレーション

0 ディレイでロックしていることが分かります。

プロジェクトの中身です。.
"altera_pll.v" は、Megawizardが生成したものです。.

合成

ゲート シミュレーション

確かに8倍にロックしていますが、0ディレイではなく2.062ns ディレイが観測されます。

ゲートシミュレーションプロジェクトの中身です。

Note on Altera/Xilinx/Actel ゲートレベルシミュレーション

上記例は、小さい規模のため、問題ありませんでしたが、少し大きな規模になるとコンパイルが重たくなり、コンパイルできなくなってしまいます。Altera/Xilinxゲートシミュレーション用にプロジェクト設定で、それぞれAltera /Xilinx Actel をチェックしてください。また、現実的にData SaveはすぐにDiskが一杯になってしまうので、save all sim data,のチェックを外して、コンソール、$fdisplay、VCD等で御確認ください。



ライブラリの見つけ方

コンパイラのエラーメッセージのソース行を見ます。
例えば、
dffeas \altpll_component|auto....

という行でエラーが出ているとすると モジュール名 ”dffeas” というモジュールが見つからないエラーである可能性が高いと思われます。ライブラリのフォルダ内で "dffeas" というmodule が定義されているライブラリを探すと、altera_primitives.v であることが分かります。そこでこの場合には、altera_primitives.v をプロジェクトに加えます。